適性検査ＡＳＫ事例集

「社交性」「活動性」のポイントがともに高く、面接時の『ハキハキと明るく社交的な印象』はそのまま実態を表しています。仕事に対する意欲という点は「積極性」の座標軸に注目します。このポイントが高ければ意欲が高く攻撃的な性質です。上記事例で「積極性」の座標軸は2ポイント。人に優しく、仕事よりもプライベートを優先するタイプと分析できます。このように「積極性」の座標軸のポイントが低い場合、ハードな環境、忙しい業務の職場では続かない可能性が高くなります。

厳しい環境でなかったとしても意欲という点では弱くなります。また「社交性」が10ポイントと高く、この場合は華やかで知名度の高い職場を好みます。今回の事例では職場の雰囲気がどうかは不明ですがもし地味な職場への派遣であれば本人の就業意欲をそぐ原因のひとつとなります。『休むときは申し訳けなさそう』とのコメントがありますが「感受性」「持久性」の座標軸がともに低く実際本人はあまり気にしていません。そのため同じようなトラブルを繰り返してしまうのです。このＡＳＫデータ(Balance/P)から分析すると なるべく厳しくない環境で多少の失敗も許され、できれば華やかなな雰囲気を持つ職場/職種にマッチする人物であると判断できます。