スタッフから連絡がない

CASE:04

来社面接の際、仕事の業務内容等の条件がぴったり合ったので仕事をご紹介しました。
その後連絡したいことがあり、メールと携帯電話の留守電にメッセージを残していますが連絡がありません。
スタート日が迫ってきているのですがどう判断すればいいでしょうか?

分析
現在この人物の気持ちは紹介した仕事からすでにすっかり離れておりスタート日に出社する見込みはありません。また今後何らかの連絡もないでしょう。今まで連絡がないのは「キャンセル」の無言の意志表示です。そのため待ちつづけるのは得策ではありません。別の候補者の準備をお勧めします。

W:積極性の座標軸が2ポイントと小さく、モチベーションのあまり高くない人物といえます。仕事を受けたにもかかわらず引いてしまっている本人の気持ちが想像できます。またN:協調性のポイントが10ポイントと大きく、これは一度受けたものを自分から断ることが苦手であるということを示しています(NOが言えないタイプ)。
そのため自分の本音をきちんと伝えられないことがあります。さらにSE:固執性の座標軸が1ポイントと小さく表示されています。これはひとつのことにこだわらない、つまり割り切りが早く、都合の悪いことは考え続けないという性質を示します。本人の意識はすでに他に移っており、今回の仕事のことは忘れたいと思っているはずです。